簿記を学習することによって、企業の経理事務に必要な会計知識だけではなく、財務諸表を読みこなす力、また数字を扱うことで経営管理や経営分析力などが身につきます。こうした力を身につけることで、自社の経営状況だけではなく、取引先や将来の就職先、転職先などの経営状況を分析、把握することができるようになり、それがしいては自社もしくは自分自身を守るための知識となります。
また、簿記の学習を通して、企業活動上、発生する「資産・負債・純資産（資本）・費用・収益」についての数字に触れることで、ビジネスの諸活動においてのコスト意識も磨かれ、コスト管理をおこなう上でも重要なツールを取得できます。
簿記の知識、技能を修得することで、事業活動の収支、コスト意識を重視した企画書や提案書の作成等ができるなど、これからのビジネスパーソンにとって、ビジネスの諸活動をおこなう上での強みを発揮できるようになります。
簿記検定に挑戦し、資格を取得することでキャリアアップを図ることも重要ですが、簿記会計の知識を身につけ、簿記会計の知識をビジネスの諸活動のあらゆる場面において活用するなど知識武装をおこなうことが、これからの変化の激しい社会を生き抜くためには必要不可欠な時代になりつつといえます。
そういう時代を反映し、簿記検定の受験者数も近年は増加傾向にあります。
このような方に役に立ちます
企業の経理・会計担当者
利益率・原価率などを重視しながら営業を行う方
コスト管理を求められる管理者
取引先の企業の経営状況を把握したい方
公認会計士や税理士等の国家資格を目指す方
税務申告、青色申告を自分でおこないたい方
有価証券報告書等を分析して投資活動をおこないたい方