第132回 日商簿記3級

第132回 日商簿記3級 出題予想

第2問 
1. 商品有高帳
2.  商品売買に関する勘定記入
3. 補助簿の推定


 第2問は、第1予想として商品有高帳は、112回、116回、120回、125回に出題されており、そろそろ出題の可能性が高まっています。ですから、返品、値引を含めた処理を一度解くようにしておきましょう。
 なお、売上値引は売価の修正になりますので、商品有高帳に記入しませんので注意してください。
 前回、出題されたときは取引から商品有高帳、純売上高、売上総利益の計算、得意先の売掛金残高を求める問題が出題されました。
 ですから、商品有高帳だけではなく、売上高、売上原価、売上総利益の計算も合わせて確認しておくともに、売掛金明細表、買掛金明細表の作成や得意先元帳、仕入先元帳などと関連付けた学習をおこなうようにしましょう。
 対策としては125回を試験までに一度解いておきましょう。

 
 第2予想として商品売買に関する勘定をあげました。
 商品売買に関する問題は、113回、122回に出題されておりますが、122回では仕訳を考えさせる問題でしたので、勘定記入に関する問題は十分対策を講じておく必要があります。
 分記法と3分法、売上原価の計算、決算整理仕訳などの勘定記入などをしっかり確認しておきましょう。
 対策として113回類題を試験までに一度解いておきましょう。


 第3予想として補助簿の推定をあげました。
補助簿の推定は118回、126回、128回に出題されております。128回に出題されており、まだ出題の可能性は低いように思われますが、最近では直近に出題されてから、それほど間隔をおかずに出題されることも多々ありますので、十分対策を講じておく必要があります。
 

 
第3問 
1. 試算表作成(月中取引)
2. 試算表作成(補助記入帳)
3. 決算整理前残高試算表の作成


 第3問は、第1予想として月中取引からの試算表作成をあげました。
 月中取引のとき、合計試算表、残高試算表に月中取引欄がある場合がありますので、試算表作成の際には十分留意しましょう。
 また、期首からスタートの場合、再振替仕訳に十分留意しましょう。
 なお、試算表作成とともに、仕入先元帳、得意先元帳への転記、売掛金明細表や買掛金明細表の記入がある場合がありますので、試験までにそれらの演習もしっかりおこなっておきましょう。
 また、当座借越のある試算表作成も一度解いておきましょう。

 第2予想として、補助記入帳からの試算表作成をあげました。
 補助記入帳から試算表作成する場合、二重仕訳に注意しなければなりません。例えば、「現金×× / 売上 ××」という取引の場合、現金出納帳と売上帳の両方に記入します。ですから、現金出納帳から仕訳をするなら、その現金売上の取引を売上帳から仕訳をしてはいけません。なぜなら、「現金×× / 売上×× 」という仕訳が二重に計上されてしまうからです。
 このように二重仕訳がある場合、十分留意しないとかなりの点数を失ってしまう可能性があります。ですから、十分に対策を講じておく必要があります。対策としては、111回に二重仕訳がいくつかある問題が出題されておりますので、試験までに一度111回類題を解いておくとよいでしょう。


 第3予想として、決算整理前残高試算表の作成をあげました。
 決算整理前残高試算表の作成は、81回に出題されて以来、久しぶりに119回で出題されました。
従来は決算整理前残高試算表から決算整理仕訳をおこない、貸借対照表と損益計算書を作成しますが、119回に出題された決算整理前残高試算表の作成は、決算整理仕訳、決算振替仕訳と決算整理後の金額から逆算して決算整理前の金額を考えさせるという問題でした。
 もし、出題された場合、配点が30点と高得点になりますので、試験までに、119回を必ず一度解いておくようにしましょう。

3級合格のためには、この第3問である程度得点を獲得しないとかなり厳しいものとなります。時間配分に気をつけて解くようことに留意しましょう。

 

第4問
1. 伝票
2. 訂正仕訳
3. 見越し・繰り延べ(勘定記入)


 第4問は、第1予想として伝票をあげました。
 伝票は第4問のなかで一番出題率の高い論点ですので、十分対策を講じておくようにしておきましょう。
対策としてはまず売上取引、仕入取引を5伝票と3伝票で起票する場合の違いを理解しておきましょう。
 また、従来、伝票の問題は商品売買が中心に出題されておりましたが、最近では仮払の精算や固定資産の売却など商品売買以外の取引を伝票で起票する問題が出題されております。どのような取引が出題されたとしても、2つの伝票の仕訳を合わせると、その取引の仕訳にならなければなりません。その基本をしっかり抑えておけば、どんな問題でも対応できます。ですから、今一度しっかり基礎・基本の徹底を図るようにしておきましょう。


 第2予想として訂正仕訳をあげました。
訂正仕訳は、計上すべき勘定科目の誤り、貸借反対、金額の誤りなど様々なパターンが考えられます。それらの問題に対応するためには、まずは正しい仕訳ができなければなりません。その上で誤りの仕訳を正しい仕訳に導くためには、どのような仕訳をすればいいかを考えることが大切です。
また、訂正仕訳は第5問の精算表でも未処理事項として出題されることがありますので、必ずできるようにしておきましょう。


 第3予想として見越し、繰り延べの勘定記入をあげました。
 見越し・繰り延べは120回、124回、130回に出題されております。
 130回に出題されているため、今回、出題される可能性は低いかもしれませんが、最近の検定試験では、それほど間隔をおかずに再度、出題されたということもありましたので、十分対策を講じておく必要があります。
見越し・繰り延べの決算整理仕訳をもちろんのこと、再振替仕訳、帳簿の締め切り、標準式の勘定口座の転記などについては試験までに一度練習しておくようにしましょう。



第5問
1. 精算表
2.   精算表(空欄)
3. 貸借対照表・損益計算書の作成


 第5問は、第1予想としてはノーマルな精算表があげました。最近の精算表では、未処理、訂正仕訳をさせる問題が出題されております。
 仮受金、仮払金、貸倒れ、売上原価の計算、減価償却、見越し・繰り延べなど過去にひとクセある問題が出題されておりますので、できるだけ多く問題を解き、さまざまな問題に対応できるようにしておきましょう。
 また、売上原価の計算で、いつも「売上原価は仕入の行で計算すること」が出題されますが、もう1つの「売上原価は売上原価の行で計算すること」という場合もあり、過去には、118回、119回、128回と出題されております。再度、出題されることもありますので、「売上原価は売上原価の行で計算すること」も試験までにマスターしておきましょう。


 第2予想として金額を推定させる精算表をあげました。
 金額を推定させる精算表は110回、112回、117回、119回、123回に出題されております。金額を推定させる精算表は123回以来出題されておりませんので、そろそろ出題の可能性が高まっています。
 推定の精算表を解くコツは、見越し、繰り延べを含めて決算整理仕訳が頭に入っているかどうかが1つのポイントになります。
 また、推定の精算表では未処理事項がある問題が出題されることがありますので、それらを整理記入欄に転記したうえで、その他の勘定の金額を推定するようにしましょう。
 対策として、試験までに117回、123回を一度解いてきましょう。


 第3予想として貸借対照表・損益計算書の作成をあげました。
 貸借対照表・損益計算書は120回、124回に出題されております。また、第3問で第125回に出題されております。
貸借対照表・損益計算書の作成は106回に出題されて以来、120回まで出題されていませんでしたが、120回に出題されてからは、   
124回、125回と出題の頻度が上がってあります。
 124回以来、出題されておりませんので(第5問として)、十分対策を講じておく必要があります。
 対策としては試験までに124回を一度解いておきましょう。