第2問、第4問で戸惑ったのではないでしょうか。第2問は、109回で出題された分記法がベースになっております。
また、第4問で資本金勘定について出題されましたが、こちらは103回をやっておればできたかと思います。
第3問は、112回と同じ傾向の問題であり、またまた出題されたかという感じでしたが、仕訳のボリュームはそれほどでなく、難易度的には難しくなかったかと思います。
第5問の精算表もボリューム的にはそれほど多くなかったと思います。ポイントは返品の処理と保険料の前払の計算だと思いますが、返品の処理は103回をやっておればできたかと思います。「毎年支払う」という保険料の前払の処理も、授業や模試で出題したので、簿記ゼミ生の方は出来たかと思います。
第2問、第4問は少し傾向をはずした問題でしたが、第3問、第5問は標準的で全体的にはそれほど難しくなかったかと思います。
新しい傾向の問題は、今後も出題されることだと思います。そういった問題ができるかどうかは、基礎・基本がしっかり身に付いているかだと思います。
ただ、問題を反復練習するだけでなく、意味もしっかり考えながら問題を解くようにすることが、これからの勉強方法として大切になってくると思います。
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