今回もまたまた第2問と第4問でサプライズがありました。
ただ、第3問の本支店は予想通りでしたし、問題レベルは模試のほうが難しかったので、ここは満点を取ってほしいところであります。
また5問は大方の予想をはずした組別原価計算でした。ただ、HP上の予想で組別を挙げていたので、簿記ゼミ生の方はできたのではないでしょうか。
それから、第1問の仕訳問題もそれほど難しくなかったので、最低4つは正解してほしいところです(備品の売却は模試と全く同じでしたね)。
問題の第2問ですが、特殊仕訳帳から総勘定元帳への転記が出題されたので、戸惑った方も多かったのではないでしょうか。ただ、難易度的にはテキストの例題レベルですので、落ち着いてやればできた部分もあったかと思います。
最後に第4問ですが、費目別計算が出題され、費目の分類が出来なかったという方がほとんどではなかったでしょうか。
第2問、第4問がサプライズ問題でしたので、第1問、第3問、第5問でどれだけ得点を稼いでいるかが合格のポイントになるかと思います。
今回の問題をみて、第2問が今までの出題パターンであった伝票、特殊仕訳帳の試算表作成をはずした問題であったことを踏まえると、今後もその傾向は多少続くような気がします。
それから、2級を合格するポイントは、問題の難易度にかなりの差があるので、標準的、簡単な問題でしっかり得点できるかどうかだと思います。
新しい傾向の問題は、今後も出題されることだと思います。そういった問題ができるかどうかは、基礎・基本がしっかり身に付いているかだと思います。
ただ、問題を反復練習するだけでなく、意味もしっかり考えながら問題を解くようにすることが、これからの勉強方法として大切になってくると思います。
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